河合康雄博士が「予防医学」に目覚めたのは、アメリカ ピッツバーグ市マーシイ病院のがん研究室。
がん患者の悲惨な姿を目の当たりにしたとき、『予防医学しかない』と心の底から感じた。
そして、安全で効果のある予防医学食品の開発を目指して、腸内細菌の研究に没頭。
健康な人間の中に住む腸内細菌の中には、素晴らしい菌がいるに違いないと信じ日夜研究。
そしてエンテロコッカス・フェカリス・YK622 株を発見。
しかも、生菌より死菌の方がずっと健康維持に役立つことが判明。
「病気は気がついてからでは遅いのです。」
どうぞこのエンテロコッカス・フェカリス・YK622 株によって
「健康な日々を過ごし、楽しい人生」をお送り下さい。
それが河合康雄博士の念(おも)いです。
1967年、東京大学大学院博士課程(応用微生物研究所)修了。
1969年、アメリカに移住し、ジョージタウン大学医学部、ピッツバーグ大学医学部で研究に従事。
DNAが不対称(不斉)で合成されることを世界で初めて発見。
1971年、マーシイ病院ガン研究所に永久研究員として移籍、ガンウィルス(EBウィルス)の研究に従事し、EBウィルスがほとんどのガンに関与していることを発見。
1973年、ラッシュ医科大学の助教授に就任。
1974年帰国。帰国後は、一貫して「予防医学の提唱」と「腸内細菌の研究」に従事し、次々と驚くべき業績をあげている。
腸内細菌の人間における生理的意義を追求し続け、健康維持に大きく寄与する
エンテロコッカス・フェカリス・YK622株を発見。
(学術名 エンテロコッカス・フェカリス・カワイ) 以下 YK622株
ガン患者の悲惨な姿を見たときからの心底からの叫び。
それは 『こんな悲惨な姿になる前に、治してあげるのが使命だ。』
『こんなになる前に救わなければいけない。』
つまり、『予防医学以外には、病気を治すことは出来ない、病気になる前に治す。少なくとも初期段階で治す以外に道はない。』そう心に深く刻み込み、必ず副作用のない、予防医学に役立つものを発見してみせると心に深く誓いました。
このとき河合康雄博士は、アメリカのピッツバーグ市のマーシイ病院ガン研究所の永久研究員、弱冠35才。そして、54才で他界たった一人の兄の急逝が、日本への帰国の決意をさせました。
帰国の理由は、『世界で誰もなしえなかった研究をし、成人病を無くしたい』という念いでした。
その情熱は凄まじく、一人ででもやり遂げるという気力が体から湧き出て、誰一人賛成しなくても、一人ででも必ずやり通してみせるという強靱な信念で胸が一杯でした。
当初は、「老化と腸内細菌の面から研究」という地味な成人病の研究からスタートしました。
それは、成人病はすべて老化とともに増加し、腸内細菌は、人と共に500万年も共存関係にある。
つまり人間が身体の中にあるものは人間にとって安全であり、適合性があるだろうと考えたのです。
今まで、腸内細菌をそういう観点から考えた人は世界中に一人もいませんでした。
約1000種、1000兆個もの腸内細菌はいったい、人間にとってどんな意味があるだろう。この素朴な疑問が研究の第一歩でした。
三大成人病は特に脳疾患と心疾患の最大の危険因子は動脈硬化で、コレステロールと中性脂肪が原因です。コレステロールを下げる菌を発見できれば、成人病の三分の二は解決に向かうのではと考えました。
ヨーロッパの「肝臓と加齢」という本で発表されていたネズミの実験 (腸内細菌が住みついているネズミは、老化してもコレステロールがあまり増加しない)
YK622株の発見の第一ヒントはここにありました。
予想通り、腸内細菌は生体に大きな役割を果たし、世界で初めて『腸内細菌がコレステロールを下げる』という発見でした。
これに気が付いたとき、本当に飛び上がるほどうれしくて、『やった』と思いました。
腸内細菌がコレステロールを低下させることに気付けば、後はどの菌がコレステロールを下げる『本当の菌』であるかを探索すれば良いのです。
しかし、約1000種類、約1000兆個もある人間の腸内細菌から『本当の菌』を探すことは至難の技でした。そこで、どの種類の菌に的を絞り研究を進めるかが重要なポイントになりました。
深く考えると同時に、自分の研究データを丁寧に見直し、何度も、何度も考えて、目標を決めるまでも、不眠不休の努力が続きました。
ヒントは『微生物と免疫』という英文誌に発表してあった研究結果にあり、乳酸球菌エンテロコッカスの研究に的を絞ることができました。 乳酸球菌エンテロコッカスが、胃から大腸まで「定着性が」良く、沢山住み着いているならばきっと人体によい影響を与えているはずだと考えました。
考えたというよりは、そう信じました。 『コレステロールを低下させる乳酸球菌エンテロコッカスを、人の胃腸管から探し出して発見しよう』と目標は決まりました。
目標に向かって血中のコレステロールを低下させる乳酸球菌エンテロコッカスの探索を開始したのです。
この頃はまだ内視鏡や胃カメラの開発が未熟で、胃腸管から菌体を取り出すのは、困難でした。
ネズミに動脈硬化を起こさせて、毎日新しく培養した乳酸球菌エンテロコッカスを投与しました。
しかし、なかなか良い菌が、見つかりませんでした。
コレステロールを少し低下させる菌は、半年くらいで見つかりましたが、それでは、人間の動脈硬化には治療効果はなく、いつの間にかテストした乳酸球菌エンテロコッカスの数は優に500株を超えていました。
一つの菌体を分離採取し、ネズミへの投与が最低でも2週間。結果が出るのは、1ヶ月。また、その時に10匹以上の動物(5匹が正常で5匹が動脈硬化)が必要となります。
当時の河合康雄博士は、40歳を過ぎたばかりの油の乗り切った年齢でした。
土、日など全く休日のない日々が2年続き、その間大好きな飲酒も止めていました。
それでも、なかなか見つからず、 テストした菌は優に1000株を超えていました。
しかし、1000株を越えても、乳酸球菌エンテロコッカスの探索は続きました。
そして、1400株を越えたところで一大転換が来ました。
ついに YK622株を発見したのです!!
血中のコレステロールだけでなく、中性脂肪も著しく低下させる乳酸球菌エンテロコッカスを発見したのです!!
発見したときは本当にうれしく、涙を流さんばかりに喜びました。
この夜、河合康雄博士は部下達と祝杯を挙げ、ジュースで乾杯しました。
この偉大なる発見の記念すべき夜は、不眠不休の努力で思想を貫き通せた研究者冥利につきる幸せに酔いしれていました。
この乳酸球菌は、エンテロコッカス・フェカリス菌に属し、学術名:「エンテロコッカス・フェカリス・カワイ」と名付けられました。
発見者の河合康雄博士の名前を取って、カワイ菌と国際腸内細菌学会で命名され、論文に使われました。 YK622株は世界で初めて、人間の腸内細菌から発見され、コレステロールと中性脂肪を著しく低下させることが、学会で証明されたのです。
1984年6月22日、日本動脈硬化学会の招待講演シンポジウムで発表されました。
偶然にも6月22日は河合康雄博士の奥様の誕生日でもありました。
この研究発表は、読売新聞の一面トップに掲載され、他に朝日新聞、毎日新聞を始めとして日本中の新聞に取り上げられ、世界でもメディカル・トリブューンという新聞を通じて報じられたことで世界に反響を及ぼしました。
現代社会では、老齢人口の増加、栄養過多、環境汚染、心身のストレスなどが大きな原因となって、生活習慣病が年々増加しています。
「病気にかかったら治す」のではなく、「病気にかからないこと」すなわち「予防」を心がけることが重要です。 それには、誰もが簡単に実行できる「健康食品の摂取」が予防への早道であるといえます。
1.優れた効果がある。2.科学的に実証されている。3.安全である。 |
容易に入手でき、安全性が高く、健康維持への効果が科学的にきちんと証明されている食品が、
河合康雄博士の目指した『究極の健康食品』です。
人の腸内細菌から採取され、科学的実証例があり、発見されてから40年近く経過し、安全性も確認されている、
YK622株の菌体成分をもとにした食品こそが『究極の健康食品』なのです。
◎YK株の発見に向けた熱い念い
河合康雄博士は研究データーを見直し、考えることが大好きでした。
それは、過去のデータの中に重要なヒントの宝が隠されているからです。研究データに自分から何十回も問いかけて、データを見直し、熟知したとき素晴らしいアイデアが浮かぶのです。
人間は、事実(研究結果)に対して、謙虚でなければいけない。これは、“自信とプライド”そして、思想であり哲学であり、底抜けの自信、楽天的自信といっても過言ではありません。
自信は、結果から生まれてくるものです。大発見は小さな地味な研究結果の積み重ねと、凄まじい使命感から生まれます。これは『人間への優しさ、愛』と言っても良いでしょう。
河合康雄博士の根幹は、『人の役に立つ社会に貢献する』という思想と『病気を治す』と言うことにありました。
『世界で誰もなしえなかった研究をし、成人病を無くしたい』という念いだったのです。
一人ででもやり遂げるという気力が体から、湧き上がっていました。研究者になった幸せを感じ、必ずやり通してみせる。そういう強靱な信念で胸が一杯でした。
しかし、単なる情熱だけでは、研究は長続きせずに大発見ができません。
使命感と独創的アイデアがなければ大発見は生まれません。
人間の本質的な魂を揺り動かす「人助け、人類のため」だと、集中力が湧き出てくる。その想いがないと良い仕事はできない!
これが河合康雄博士の生き様でした。
そして、河合康雄博士の強靭な信念とほとばしる情熱、アイデアに共感して多数の研究者が賛同しました。 研究を支えてくれた奥様、弟子と若い研究者、臨床医の先生方にも深く感謝しています。何故河合康雄博士がこれ程までに自分に厳しく研究ができたのか。
それは心の中にある使命感でした。アメリカのピッツバーグ市マーシイ病院で見た、ガン患者の悲惨な姿が脳裏から離れず、この『ガン患者、ひいては成人病患者を救うのだという使命感』。
つまり“念い”だったのです。「病気は気がついてからでは遅いのです。」
どうぞこのエンテロコッカス・フェカリス・YK622 株によって
「健康な日々を過ごし、楽しい人生」をお送り下さい。」
それが河合康雄博士の念(おも)いです。
◎念い(おもい)のリレー
この河合康雄博士の熱い念いは
河合康雄博士の念い → YK622株の発見 → 菌の培養 → 製品の製造 → 製品の販売 → 製品の流通 → あなたへと
長い時間と多くの人々の『念いのリレー』によって
あなたのお手元へと その『念い』が大切に受け渡されていくのです。どうかこの『念い』があなた、そしてあなたの大切な人に伝わり、一人でも多くの方が、
『健康な日々を過ごし、元気で豊かな楽しい人生をお送りいただく』
ことを心より祈念しております。